「普段のイス」の車いすです。
家族と同じダイニングチェアでできたホイールチェア(車いす)を製品化したものです。
スチール製車いすには無い暖かみがあり、家族と同じダイニングチェアを使っているという心の絆を感じて頂ける製品です。
トータルインテリアとしても大きな意味があります。
急に車イスが必要になっても、今までと同じように家族と一緒のイスを使うことができる。
今までありそうでさまざまな規制に阻まれてありそうで、無かったイスです!
高山の家具メーカーの社長さんが、半身不随になった友人の為にプレゼントする為に
開発を始められたそうです。思い立ってから2年で製品化です。
木の加工は出来るが、金属加工、車いすの知識など何もない所からのスタート。
社長さんの「自分がやらなかったら誰がやるんだ」そんな熱い想いは、
数多くの協力者を得て、形になっていきました。
福祉関係の方々の協力、金属のパイプイス製造メーカーとの出会いなど、
社長さんから沢山のお話を伺うことが出来ました。
中途半端に福祉や車いすの知識があったら大変そうに思い、
何もしないか、あきらめていただろうと、言われてました。
確かに知識があるだけならコンピューターと変わらない。
知識は無くとも、夢を持って行動して、努力することが大切なのでしょうね。