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家具のコーディネート

2015年07月19日

家具の選び方

家具のコーディネート、これは本当に難しいです。
そんなコーディネートを無難にこなす方法はあります。
それは同じ家具メーカーの同じシリーズでそろえて
木の色は床や建具の色に合わせるのが一番簡単な方法で、
ソファの色もホワイトやアイボリー、ベージュからこげ茶色の張地や革を選び
ダイニングチェアとソファの布を合わせて張ってしまえば
間違えなく大丈夫です。
サイズさえ気をつければ失敗はありません。
オーソドックスで確実にバランスよく納める手法です。

コーディネートの意味は
「服やインテリアなどで、色柄・素材・形などが調和するように組み合わせること。」
です。
全体の調和を取ることが大切であって
同じものでそろえるという意味ではない。
お客様のお好み、家族構成や生活スタイルを考慮に入れたうえで
もっと自由に楽しんでも良いと私は思います。

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同じカンディハウスという家具メーカーのパーソナルチェア ライナスに
ソファ、アルプ、ドウゼというバラバラの組み合わせです。
ダイニングは飛騨の日進木工でソファとは違うメーカーです。

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ご新築で新しくソファやダイニングを購入されたので同じソファで同じ布を張ってそろえる事も出来ました。
ダイニングも同じメーカーでもと買ったのです。
お客様のご理解と、お勧めする側の決断力があって初めて実現できるコーディネイトです。

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濃い色の床に夏らルナ色合いのダイニングテーブル。
チェアはテーブルと違うメーカーで、
張地はご家族が好きなカラフルな色を使いました。
色合いの統一感はないですが全体を見ればまとまりはあります。

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クルミ材の円形のテーブルにナラ材を使った4脚の違うイスを組み合わせました。
メーカーはカンディハウスと飛騨の日進木工メーカー違いで、
張地もバラバラです。
こちらもトータルで見ればお部屋の溶け込みながら家具の存在感が出ていて
お客様にもとても喜んで頂けました。

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レンガ色ソファは以前にご購入頂いた日本製、センターテーブルはカンディハウスのガーベラ

パーソナルチェアのストレスレス®メトロにダイニングテーブルはルントオム、

チェアはルントオムにウィングLUXサイドチェアとメーカーも色も全く違う家具を提案させて頂きました。

 

ここに挙げた納入事例、もし同じチェアやソファでそろえ、
同じ布や革で揃えたとしたらどうでしょうか?
無難に納まるでしょう。
写真のようなお客様が選び抜いてお気に入りの家具で揃えた
素敵なお部屋とは全く違ってくるでしょう。
どちらを選ばれるかはお客様しだいです。
もちろん福岳はどちらを望まれてもお客様にとってベストな提案をさせて頂きますよ。

それぞれ色やメーカーもバラバラでもトータルで上手くまとめるには
家具メーカーを知り尽くし、技術力や得意不得意を把握して
それぞれの家具メーカーの売れ筋の商品だけを上手くバランスが取れるように組み合わせることが
コーディネーターに求められます。
お客様の要望に合わせ、家具一点一点の良さを最大限に引き出してコーディネートする。
これがプロフェッショナルの仕事だと私は考えています。

家具の福岳
小川直樹

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