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2014年05月25日
展示会モリシゲの展示会報告第三弾、今回は工場見学のレポートです。
このGアークの内部構造がどうなっているか?見学してきました。
なかなか見る事が出来ないソファの内部のフレーム、使われている材料はホワイトアッシュです。
普通は見ないフレームには使いません!モリシゲはスプリングにSバネ使用するため、フレームにも強度が要求されます。
スプリングを取り付けるのに難しいため最近はあまり使われなくなってきました。
通常はソファのスプリングにはウェービングテープと言う素材が使われる事が多くなってきました。
張るのが比較的簡単でフレームにも強度が必要ないからで、どちらかと言うとコストダウンの為に使われるようになった素材です。
モリシゲはSバネを座面だけでなく背もたれにも使っています。
あと、ソファが傷んできたとき、何度も張り替えが出来る強度を持たせる為です。
こちららは中のクッションの成形をしています。ちょっとお見せできませんが、直線を基調としたソファと違い難しいそうです。
こちらは革縫製した物に紐を通し、ソファにかぶせた後引っ張って微妙な曲線を作ります。
こういった一連の作業はとても難しく他で張り替えを頼んでも出来ない事が多いそうです。
見えない部分までこだわってモリシゲの家具は生み出されています。その割には価格はお値打ですよ!
家具の福岳
小川直樹
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