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革張りのソファのメリットとデメリット

2014年12月14日

家具の選び方

今回は革張りのソファについてお話しします。

まず、革張りのソファのメリットとデメリットについて。

まずメリット。

①耐久性がある

革のソファは長持ちします。

同じソファを革と布でそれぞれ張った場合同じ年月、同じ環境で使った場合確実に長く使えます。

布より耐摩耗性が高く擦り切れにくい事、あとクッション内部のウレタンを水分から守り劣化しにくくする。

良質な革をお手入れして使えば、半永久的に使えます。

これ分かりやすいと思いますが詳しく解説すると時間がかかるので、あらためて別の機会に説明しますね。

布は10年も使うと擦り切れてしまう事が多いですよね。

あと、ウレタンについてですが、ウレタンは水分を含むと急速に劣化する特性があります。

なので革でクッションのウレタンが保護できると長持ちして、布場合何もこぼさなくても汗が中にしみこんでで劣化が早まります。

②高級感がある

上質な革の高級感はファブリックには代えがたいです。

これに説明はいらないですよね。

そしてデメリットをお話しします。

①夏場汗でべたついて、冬場は冷たい

夏に革張りのソファにずっと座っていると汗でべたついてきます、そして冬は座った瞬間ヒヤッとします。

型押しでは無く、毛穴が残ったセミアニリン仕上げの革なら多少の通気性と温かみはありますが、

しかし布にはかないません。

純粋に感触も含めた座り心地だけ重視すれば、ソファは布張りをお勧めします。

②定期的なメンテナンスが必要

ソファに使われる革はほとんど牛革です。

牛の皮膚をなめして革にしているのです、なので女性がお肌の手入れをする同じように

定期的なスキンケアが必要です。

専用のメンテナンスキットで年間2回のお手入れが必須。

革の主成分はコラーゲンです、人が使っていくと革に汗や皮脂がしみこんでいきます。

乾燥したコラーゲンに汗や皮脂がしみこむと簡単に言うとゆっくり腐って行きます。

汗や皮脂を媒体にして雑菌が繁殖して革を違う物に変質させてしまいます。

ですから革が傷み始めて、あとからあわてて掃除をしてももとには戻りません。

革は買った直ぐに保護クリームを塗って汗や皮脂の浸透を防ぎます、

そして半年後にクリーナーで掃除してから保護クリームを塗る。

この繰り返しをして頂くと傷みも無く長く使えます。

③価格が高い

総側張りのソファの場合3人掛けで革張りにすると布張りより10万円ぐらい高くなります。

ただ革質や総側では無く半分ぐらい合皮を使ったりすると当てはまらないですが、

普通はそれぐらいの差があります。

 

革と布それぞれには長所と欠点があり、

使われるお客様が何を重視されるかでお選びただければいいと思います。

これからも家具選びに関する情報はアップしていきますね

 

家具のふく岳

小川直樹

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