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2015年06月05日
家具のフクタケのつぶやき「良い家具を買うと家の予算を取られてしまう」
こんな話を工務店の人から何度か聞いたことがあります。
確かにその通りですよね、ご家庭ごとの決まった収入の中でローンを組み家を建てるので
家具にまわす予算が多ければどこかを削らないといけないのであたりまえですよね。
言い換えれば
「家具は家とは別の物で、家に出来るだけお金を使って余ったお金で安い家具を買えば良い」
という事ですよね!
それでは実際に家に出来るだけお金をかけて立派な家を建て、安い家具を購入した場合どうなるでしょうか?
①空間に対して家具が負けてしまい貧弱に感じてしまう。
②家具が部屋の雰囲気を壊してしまい部屋が良い風に見えない。
③家族のだんらんや快適にくつろぐリビングやダイニングルームで
ソファやイスが座りにい為、快適な時間が過ごせない。
④体に合わないマットレスを使い体調を崩した。
①②は何度も目にしています、追加工事で家に予算を掛けて家具に予算が回らずせっかく新築したのに
家に合わない家具を我慢して使い続ける事になり新築した気分になれない。
結果、後から家具を買いなおす。
やはり何事もトータルのバランスが大事で
③④などは大げさなように思えるかもしれませんが
ソファやイス、ベッドのマットレスは価格に応じてものすごく差が出ます。
どれだけ立派な家を建てても家具がお部屋の雰囲気を壊し、
家族と快適な生活を送るのにマイナスになるという事です。
新しい家を建てられる時、何をもとめて家を建てるでしょうか?
やはり家族とともに安心して快適な時間を末永く過ごすために家を建てると思います。
という事はどれだけ立派な家を建ててもある程度家具に予算を回さなければ
快適な住空間にはならない。
家具も建築の一部です、そして良質な家具には住空間をより豊かに快適な空間に変える力を持っています。
そして、良い家具を置けば結果、家への満足感が高くなり家を建てた工務店への印象も良くなると私は思います。
大手ハウスメーカーは一般的に利益率が高いと言われていますが、
それでも家を立てる人が多い一つの要因に家具の販売にも力を入れているからではないかとひそかに思っていました。
良い家具をお客様が購入すれば、結果お客様の家への満足度が高くなる事が
高い利益率でも家が販売できる理由の一つかもしれませんね。
やはりより多くの人に家具の重要性をより多くの人に知ってほしいと切に願います。
家具の福岳
小川直樹
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