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2015年07月18日
家具のフクタケのつぶやき家具は正直です。
広告宣伝費をかけて、ブランドイメージを高める。
店頭で言葉巧みに美辞麗句を並べ家具を販売する事はたやすいかもしれません。
商品をより良く見せて売るのも当然のことです。
ただ間違えなく言えるのは、
家具の品質は工場を出荷された時点ですでに決まっています。
安く仕入れた家具を高く販売する為に、
どれだけ言葉で家具を飾っても品質は変わりません。
そういった家具を購入されたお客様はどう思われるでしょうか?
値段が高い割に座りにくいとか、すぐに壊れてしまったりと
使っていく中で家具が正直にその持てる品質を証明します。
時間が経てば必ず真実が示されるのです。
その家具の品質以上のに対して飾っても、いつかお客様には分かります。
優れた家具メーカーは長年かけて育った木材を、
大切に使い少しでより長く使えるように耐久性だけで
無く永年使っても飽き無いデザインの家具を作り出しています。
販売店はお客様に対してだけでなく、
家具メーカーやそこで作られる家具に対しても正直である事が必要なのです。
その真摯な姿勢が証明されるのがたとえ10年先かもしれません。
それまでは高い買い物だと思われるかもしれません。
それでも愚直に家具に向き合い、お客様に家具を伝えるのが
家具屋の仕事だと私は考えています。
家具の福岳
小川直樹
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