常連のお客様から依頼におあったタンスの修理。
明治につくられたもので、
神戸にお住いの時におばあちゃんから買ってもらい戦火を潜り抜けてきた思い出の品だそうです。
虫食いやキズだらけで、専門の所できちんと修理するとかなり金額がかかるので、
仕事の合間を見て修理。
やってる間にだんだんと気になってきて、
最初は手を付けない予定のところまで修理することになりました。
一端バラバラにして、全面的にサンドペーパーで削り、
虫食い補修、割れたところを削り合わせ接着など結構大変でした。
下の写真はやっと上半分が大体終了した状態の時の写真です。
今回は完全に商売抜きの仕事ですが、
思い出を前にすると適当なことはできませんでした。
木が曲がったり、そったり、割れたりと
状態が良くないので予定より時間がかかってしまいましたが
お客様には喜んで頂けて良かったです!